IQの話題

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世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

東大、フランス国立研究所、MENSA(全人口の上位2%の知能指数を持つ人が入会できる国際グループ)などで世界のさまざまな「頭のいい人」を見てきた脳科学者・中野信子氏が「物忘れを防ぐ『検索タグ記憶法』」「『誰かのために』が脳に快感と若さをもたらす」「挫折がなくなる『やらないことリスト』の作り方」など、仕事や勉強、人生がうまくいく脳を活用した31の習慣を解説した著書が発刊されます。


世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた

世界で通用する「頭のいい人」とは、ただの秀才ではなく、彼らがやっているのは、「空気は読まない」「自分に適度なストレスを与える」「嫌いな仕事は他人に振る」「集中力を身につけない」など、ちょっとしたコツやテクニックで、それらは実は、脳科学的にも理に適っていることばかりなのです。


  • 周りから助けてもらえるのがうまい人になろう
  • 上手に褒めれば人は自分に味方してくれる
  • 相手の喜ぶことを見つけてお礼をしっかりとする

脳のパフォーマンスは使い方や習慣次第で大きく変わります。
「世界で通用する、本当に賢い人たち」が実践している『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』を参考に脳の上手な使い方を学んでビジネスに活用してみてはいかがでしょうか。

IQ70〜84で⽀援が必要な「境界知能」の子どもたち

50万部超の大ベストセラー「ケーキの切れない非行少年たち」の著者による、生きづらい子どもたちを救う具体的な対応策をマンガ形式で紹介。

マンガでわかる 境界知能とグレーゾーンの子どもたち


近年よく取り上げられる「発達障害」や「知的障害」の子どもに関する書籍は多数あるのですが、発達障害や知的障害とは診断されないものの、生きづらさを感じている子どもの存在があるころを知っていますか?
IQ69以下の知的障害には該当しないもののIQ70~84で一定の支援が必要な「境界知能」や、何かしらの課題があるけれどはっきりした原因や状態がわかりにくい「グレーゾーン」と位置づけられる子どもたちは、日本人の7人に1人も存在しており、本書では教育現場で見逃されがちな彼ら、彼女らへの具体的な対応策を、困っている子どもの支援を行う「日本COG-TR学会」を主宰する著者が、漫画でこれ以上ないぐらいにわかりやすく紹介しています。
例えば「感情の起伏が激しい子に対して、大人もその都度態度を変えて接していけない」ということ。
子供たちのこういった行動には、相手がどの程度自分を受け入れてくれるのかを感情の起伏で試しているという背景があり、態度を変えて接すると、子どもを混乱させて余計に不安にさせてしまうといいます。
すべての教育関係者や子どもを持つ親に読んでほしい1冊。

世界で最も知的な国々をランキング

Worldwide IQ Test を運営する Wiqtcom Incが2022年に集計した最新データにおいて、日本が「世界で最も知的な国々」に名を連ねたのだそうです。

このWorldwide IQ Testは、2019年から100カ国以上の人々の知能を測定し、最も平均IQが高い国をランキング形式で発表していて、2022年に集計された最近のデータでは、 熾烈な競争の中、日本が世界で最も知的な国の一つであることが判明したのだとか。


また同データから、日本人は問題解決や意思決定に非常に長けていることが確認されているようですが、意思決定についてはちょっと疑問があるんですけどね。


なんでも日本は技術力の高さで世界に知られているのだそうで、特にエレクトロニクス、自動車製造、製薬などの分野で世界をリードする企業が数多く存在し、優れた教育システムを有し、識字率が非常に高く、数学と科学の分野では常に世界トップクラスの成績を収めているのだとか。


Worldwide IQ Testの2022年の最新データによると、世界で最も知能の高い国は、台湾、日本、ハンガリー、韓国という順番になり、どうやら台湾は、テスト受験者の平均IQスコアが116.07と驚異的な結果を残しており、日本(112.69)、ハンガリー(111.42)、 韓国(111.36)がそれに続くようです。


とはいえ、台湾は受験者数が少ないのだそうでスコアの信頼性はあまり高くないようで、国内の優秀な人だけが受験している可能性もあり、データの結果にある種の歪みが生じやすい状態なのだとか。


一方、日本は、これまでに多くの人々がテストを受けており、結果としてより正確なスコアデータが得られているのだそうで、日本の集計結果はより正確で、説得力の高いものである可能性が高いようですよ。


Wiqtcom Inc.は、2019年から世界各地で知能テストを実施してきたフィンランドの企業で、同社は透明性を信条とし、知性・知能に関するデータや情報を共有することで、 個人の知的能力と健康的なライフスタイルの発展を促したいと考えており、世界中の学校、大学、学術/教育機関向けの無料テストライセンスを用意しています。
無料のテストライセンスを希望の人は、同社ウェブサイトのフォームに必要事項を記入の上、テストライセンスのリクエストを提出すればいいのだそうですが、その申請については教師、講師、教授等、学術/教育的指導の立場にある人が申請できるのだとか。