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ギフテッドと発達障害の違い

MENSAというIQ130以上の人が入れる会の試験を受けて合格、翌年にはHELLIQというIQ160以上の人が入れる会にも合格した遠藤貴光さんが、YouTubeで「ギフテッドと発達障害の違い」という動画を配信。

ギフテッドと発達障害の違い


世の中にはIQを測らずとも、ギフテッドとしての才能を発揮し社会貢献や人生を楽しんでいる人達がいる反面、幼少の頃から教育現場に不信感を持ち、社会からも理解されずに苦しんでいるギフテッドも山ほどいるのだそうで、遠藤さんは、中学1年の夏休みを明けてから、当時の学校教育に不信感を持ち、学校に何も持たないで登校し、自分の事を理解しようとしない先生の言う事は全く聞かなかったのだそうです。


高校生になると喧嘩をしたり、夜な夜な暴走族の集会に参加して憂さ晴らしをしていた時期もあるのだそうで、実家が雀荘という環境だったので、学校の勉強などしないで麻雀の勉強に励み19歳で結婚した。


学生の頃、知能テストで高知能の方に数値が振り切っていたことで、学校から親同伴で呼び出されたが、先生より別段困る事は無いだろうと、そのまま田舎の学校で学ぶことの選択をしたのが社会不適合者の始まりだったのだとか。


厚生労働省が2019年に制作した「発達障害の理解」という資料によれば、IQ85以下が境界線であり、IQ70以下は知的障害があると書かれています。


逆のIQ130がギフテッドの定義の根拠となるので、日本には相当数のギフテッドがいる事になるようですが、日本とMENSAやHELLIQでは測定方法が違うので一概に比較はできないのだそうで、日本では、ほとんどのギフテッドが埋もれているのだとか


ギフテッドというと、多くの人間が「優等生」とイメージするかもしれませんが、多くの人間が理解が出来る「優等生」は、単に素直な秀才タイプであり、ギフテッドではない可能性が十分にあるようで、人間は、自分の理解を超えると「噓つき」や「馬鹿」扱いになるのが心理であり、場合によっては嫉妬や妬みも生まれ、遠藤さんも例外ではなく、その様なレッテルを貼られてきたようです。


「優秀な子」ではなく、逆に「変わった子」「困った子」「言う事を聞かない子」などは、ギフテッドの可能性が十分にあり、単にIQが高いだけで、なんら取柄が無くとも高IQの特徴は出ますし、なんらかのタイミングで才能を開花する可能性もあります。