IQの話題

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Claude3がChatGPT-4超えのスコアを達成

複数のチャットAIを対象にIQテストを行なった結果、Anthropicの「Claude 3」がIQ100を達成したのだそうです。

Claude


このテスト内容はノルウェー版のメンサで、回答のばらつきを減らすために同じテストを2回ずつ行なったようで、Claude 3のほかには「ChatGPT-4」「Bing Copilot」「Gemini」「Grok」「Llama-2」なども対象とされていました。
IQテストのスコアは、Claude 3が101、次いでChatGPT-4が85、Claude 2が82、Bing Copilotが79、Geminiが77.5となったのだそうで、一般的に人間のIQの平均値は90~109とされています。

第3回・ギフテッド教育フォーラム開催

すべての子どもの未来をより良く変えるため、彼らの「ニューロダイバースな自己実現」を目指す特定非営利活動法人翔和学園が一般財団法人 ロートこどもみらい財団と共に、2024年2月18日(日)に「第3回ギフテッド教育フォーラム」を開催します。

第3回・ギフテッド教育フォーラム

特別講師に「どんぐり発達クリニック」院長宮尾益知氏、長野保健医療大学特任教授福田恵美子氏、自閉症・情緒障害 特別支援学級教諭・公認心理師 和空煦笑氏、NPO法人翔和学園 自学ノートアドバイザー小田原誠一氏を迎え、和を重んじる日本特有の文化形成を基盤とした、日本型のギフテッド教育の在り方について語ります。


すべての人には必ず違いがあり、異なった能力があって、そこには優劣はなく、上下も存在せず、ただ違いがあるだけで、異なる能力 (差異能) があるのです。


その一人ひとりの異なる能力(差異能)を、人とのつながりの中で学びを深め、 「夢の実現」 のため 、「自分を成長させる」 ため 、「世の中に貢献する」 ために、その「差異能」 が発揮されるとき、子どもたちは 「生きていく気力」 に動機づけられた自学を体得します。


そのような学びを通して一人ひとりの 「差異能」 は 「才能」 となり、それが、私たちが目指す 「ニューロダイバースな自己実現」です。


今、教育界は大きな転換点を迎えて おり、特に「ギフテッド」の子どもたちに対するアプローチには、確かな理解と方法論が求められています。


このフォーラムは、特定分野に才能をもちながらもLDや発達障害などの生きづらさを併せ持つギフテッドの子どもたちを対象に、個別最適な支援を提供するための具体的な方策と未来のビジョンを共創する場です。


「才能」を伸ばすためにはどうすればよいのか。学力などの認知能力だけを育てようとすると、必ず行き詰ります。認知能力を司る「認知脳」と同じくらい重要な要素があります。


それが「社会脳」です。他者との関わり、共感する心、すなわち「社会脳」の育成が、子どもたちが自らの異なる能力(差異能)を才能として発揮するためには必要不可欠なのです。

ギフテッドと発達障害の違い

MENSAというIQ130以上の人が入れる会の試験を受けて合格、翌年にはHELLIQというIQ160以上の人が入れる会にも合格した遠藤貴光さんが、YouTubeで「ギフテッドと発達障害の違い」という動画を配信。

ギフテッドと発達障害の違い


世の中にはIQを測らずとも、ギフテッドとしての才能を発揮し社会貢献や人生を楽しんでいる人達がいる反面、幼少の頃から教育現場に不信感を持ち、社会からも理解されずに苦しんでいるギフテッドも山ほどいるのだそうで、遠藤さんは、中学1年の夏休みを明けてから、当時の学校教育に不信感を持ち、学校に何も持たないで登校し、自分の事を理解しようとしない先生の言う事は全く聞かなかったのだそうです。


高校生になると喧嘩をしたり、夜な夜な暴走族の集会に参加して憂さ晴らしをしていた時期もあるのだそうで、実家が雀荘という環境だったので、学校の勉強などしないで麻雀の勉強に励み19歳で結婚した。


学生の頃、知能テストで高知能の方に数値が振り切っていたことで、学校から親同伴で呼び出されたが、先生より別段困る事は無いだろうと、そのまま田舎の学校で学ぶことの選択をしたのが社会不適合者の始まりだったのだとか。


厚生労働省が2019年に制作した「発達障害の理解」という資料によれば、IQ85以下が境界線であり、IQ70以下は知的障害があると書かれています。


逆のIQ130がギフテッドの定義の根拠となるので、日本には相当数のギフテッドがいる事になるようですが、日本とMENSAやHELLIQでは測定方法が違うので一概に比較はできないのだそうで、日本では、ほとんどのギフテッドが埋もれているのだとか


ギフテッドというと、多くの人間が「優等生」とイメージするかもしれませんが、多くの人間が理解が出来る「優等生」は、単に素直な秀才タイプであり、ギフテッドではない可能性が十分にあるようで、人間は、自分の理解を超えると「噓つき」や「馬鹿」扱いになるのが心理であり、場合によっては嫉妬や妬みも生まれ、遠藤さんも例外ではなく、その様なレッテルを貼られてきたようです。


「優秀な子」ではなく、逆に「変わった子」「困った子」「言う事を聞かない子」などは、ギフテッドの可能性が十分にあり、単にIQが高いだけで、なんら取柄が無くとも高IQの特徴は出ますし、なんらかのタイミングで才能を開花する可能性もあります。