IQの話題

IQに関する情報や話題など

IQに対する理解

IQは、言語能力や記憶力などの知的能力を数値化したもので、100が平均値とされ、数字が大きいほど知能が高いとされていて、日本には約250万人のギフテッド(IQが130以上)がいるとされています。

IQの算出方法は「精神年齢÷生活年齢×100」で算出され、知的障害(知的能力障害)の診断や支援にも利用されることがあります。


また、高いIQを持つ人が、何かしら優れたことを成し遂げるという傾向があるとされ、一般的に、IQの平均値は85~115の間で、IQ70~85の人が知的障害のグレイゾーンとなり、IQ70以下と診断された場合、知的障害があると認定され療育手帳が交付されます。


また、発達障害のグレーゾーンはIQが70~85の場合は知的障害と定型発達の境界の子どもたちを指す場合が多いのですが、IQが130以上など高すぎる場合もこれに該当することになります。


また、IQ70以下の人は2.35%、IQ130以上の人も2.35%であることが報告されているのですが、近年ではIQの数値に加え、その他の知的能力や社会性なども含めた総合的な評価が求められるようになってきています。

「脳の意欲」が思考・行動を変える!

気鋭の脳神経科学者・大黒達也氏の最新刊「モチベーション脳「やる気」が起きるメカニズム」が、NHK出版より2月10日に発売されます。

モチベーション脳

意識的な思考・行動を変えるには無意識の「脳のやる気」を高めることが重要と説く、画期的なモチベーション論。


やる気のある人や状態は、やる気のない状態から意識的にやる気を出したわけでなく、脳が「ワクワク」した結果、身体が勝手に動いてノリノリになっている場合がほとんど。
「無意識である」という意味では、本来私たちの心身にはやる気などというものは存在せず、そのような思い込みが作り出した「モチベーションの壁」を壊すには、脳の喜びを心身に伝えるしかありません。
モチベーションアップの行動を起こすためには、誰もが生まれつき持っている脳の「統計学習」の機能が有効な手段となり、統計学習によって、脳はさまざまな事柄に対して「次にどんなことがどのくらいの確率で起こるか」を予測し、社会環境の中で何に注意を向けるべきかを適切に察知できます。
統計学習において、知っていることばかり起きると脳は「飽きて」しまい、逆に脳がワクワクするような適度に新しい出来事が起こると脳のモチベーションが維持され、やる気が身体に伝わるのです。


私たちの脳は、新規性の高い情報を学習するときはまず統計学習の一般化により不確実性を下げ、知識が定着しはじめたら、今度は特殊化によって、あえて定着した知識を壊し、新しい(不確実性の高い)情報を作ったり学習したりして、ふたたび不確実性を上げることができます。
この逆方向にはたらく2種類の統計学習(不確実性を下げようとする学習と上げようとする学習)が共創しあうことによって、不確実性を上げたり下げたりできます。そしてこれが、統計学習のモチベーションを下がりきらせない方法にもなるのです。

4歳男児がメンサに加入

イギリスのサマーセット在住の4歳の男の子が、メンサのイギリスの最年少メンバーとなったのだそうです。



メンサは、世界で上位2%の知能指数(IQ)の持ち主が加入できる国際グループで、メンバー同士の知的交流の場をもうけるとともに、知能に関する研究などに協力していて、今回入会となったテディーちゃんは2歳半で自分で読むことを覚え、現在では北京語やフランス語など6か国語で100まで数えることができるのだとか。



現在、全世界で約12万8千人、日本では約2100人の会員がいて、46カ国に支部があり、100ほどの国と地域にメンバーがいるのだそうで、最近ではテレビなどでの露出もあって、ここ2年ほど会員が急増しているのだとか。


高IQ団体にはmensaのほかにも、1978年に設立されたTriple Nine Societyや、1982年設立のMega Societyなどがあります。


日本でmensaに入会するには、入会テストを受けて合格することが必要で、テストを受けられるのは日本在住で15歳以上の人。受験料は1万円です。


ただし入会テストを受ける回数には制限があり、「生涯の内に合計3回まで」と決められており、1度不合格になった後は、次回テストを受けるまで1年以上間を開けなければなりません。


入会テストのほか、専門医の証明書による入会も可能で、この場合、申請前1年以内に受けた知能測定の結果を医師が証明し、15歳未満で入会するには、この方法しかありません。